幼少の描写と、作画さんの年代について

レポート『平成12年のお知らせ』にて、作画さんは1985年前後の生まれでは?という仮説を掲載しましたが、それについての補足です。(未だ読んでない人はそちらをお先に)

喪32の大掃除回では、小学生の頃と思われるもこっちと智貴の姿が描かれています。このコマは1巻おまけに続き、2番めに若い二人の描写です。このコマでもこっちの着用しているTシャツにやたら懐かしいものが描かれていたので目に止まりました。

cap20

もこっちの着用するTシャツにUTITAMAとありますが、これは「うちのタマ知りませんか?」というアニメ作品です。若い世代は知らないかと思いますが、むかし小学生の間で大ヒットし、文房具などのグッズがバカ売れした作品です。この「むかし」とは数年前の話ではなく、1993~1995年ごろの出来事です。

このシーンにて智子と智貴が何歳なのかの言及はありませんが、姿や行動からせいぜいもこっち小2~小3(8~9歳)だと仮定します。(智貴が名前をひらがなで書いているのでだいたいそのぐらいでしょう)、この時に1994年前後とすればやっぱり生まれが1985年前後ってことになるのです。やっぱり作画さんは自分を映して描いているのでしょうか。

ところで、わたもてに描かれる学校の描写って、私にとって強烈な懐かしさというかノスタルジック感を受けるんです。単純な「学校の風景」だけではなく、まるで時代まで同調しているような感覚です。もし作画さんと私が同じ年代だとすれば、同じ時代の学校を見ていることがそう思わせてくるのかなと考えたりもします。

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