「平成12年のお知らせ」

わたもてにはカレンダーがよく描かれます。しかしそれは日付や季節の表現にとどまり、年まで描かれているものはありません。曜日の並びから年を求めようともしても求まるものはバラバラで、特定の年を描いたものではないようです。

そんな中、カレンダーではないものの1箇所だけ具体的な年が描かれている描写がありました。花火を見に行く回(喪12)、偽装着信時のもこっちの背後に描かれた「お知ら・ 平成12」という文字です。

平成12年とは何を意味するのでしょうか。仮に舞台設定が本当に平成12年だと考えてみます。

平成12年は西暦2000年、コンピュータの2000年問題で大きな混乱なく安堵から始まったこの年は、プレステ2、サザンのTSUNAMIのヒット、ネットではネオ麦茶なんていうのもこの年のようです。なんか最近のような気が・・・。

さて、もこっちは作中で15歳の高校生ですから、このとき平成12年なら1985年生まれで、2013年現在は27~28歳ということになります。年を計算したのは、もしかして作者自らに合わせたのでは??と思ったからです。

その点「イッコ先生(原作担当)」は1982年生まれと公表されていますからちょっと違います。ただ平成12年当時に高校生ではあったようです。それに対して「ニコ先生(作画担当)」は生年月日や年を公開していないようです。この謎の年号を書いたのはもちろん作画担当さんですから、もしかして作画担当さんは1985年生まれで、現在27~28才なのでは?などと思ったのでした。

単に平成21年をカモフラージュして書いただけかもしれませんが・・・、ただそれにしても3年前ですし、それも意味深です。


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